健康診断について
健康診断を受けていますか?
受けたことが無い、結果が悪かったら心配、面倒くさい
そうした理由でお受けになったことが無いようでしたら
「是非お受けください」
健康診断を受けていただきたいのには理由があります。
それは「できるだけ早期に疾患をみつけたい」からです。
それは多くの疾患は「早期にみつければ完治が期待できる」からです。
一部の方は
「特に症状もないからいい」
とおっしゃいます。
しかし、「症状」が出た場合は病気が「進んだ」状態のことが多いのです。
たとえば「癌」はほとんどにおいて「早期」の段階では「症状はありません」。痛みが出るのは多くの場合「進んだ」時のことが多いのです。
また、高血圧や脂質異常症、糖尿病の様に症状がほとんど出ない病気もあります。これらをみつけることに健康診断の意味があります。
健康の状態でそれを維持するためにも健康診断は重要です。
健康診断は網羅的に検査してくれます
あわせて対象のご年齢の方にはがん検診もお受けいただきたいと思っています。
早期発見により完治が期待できる癌の内、検診可能なもの
胃癌
胃カメラを受けましょう。またピロリ菌の検査を行いましょう。
大腸癌
まずは便潜血の検査を。異常が出たら大腸カメラを。大腸ポリープが複数見つかった場合には処置を行い、翌年もカメラの検査を受けましょう。
乳がん
専門は外科です。
子宮頸がん
専門は婦人科です。
一歩進んだ解析も -将来のことも予測できます-
健康診断では現在のことが分かります。まずはそのことが重要ですが、一方で将来どうなるかということは分かりません。
当院ではこれまでに院長が慶應義塾大学で研究してきたことをもとに、健康診断の結果から将来病気になるか否かも予測することも可能です。本ツールは現在、株式会社アンシェントトゥリーの健康診断解析システムHelp-U、人工知能研究で有名な兵庫県立大学とタイアップを行い、更に精度と個人の体質に合わせた改善方法を提示することができるようになりました。
ご希望の方はお申し出ください。
投稿日:2017年6月26日 カテゴリー:理事長コラム